ファイティングストリート
PCエンジン
1988年12月4日発売 5980円(税別)
ハドソン

アーケード版からの移植作品

1〜2人プレイ バックアップ有


「ファイティングストリート」って海外版の名前になってるけど、カプコンの「ストリートファイター」の移植版です。要するに「ストI」。

えー、「技が出ない」。とにかく必殺技が発動しない。コマンドのタイミングがシビアなようだ。でも必殺技の威力は絶大。波動拳は3発当てれば相手はKO。
昇龍拳もかなり強い。技が出ればこっちのもんだけど、出ない。

登場キャラは12人だけど使用できるのはリュウとケンだけ。他は全員CPU。
CPUの中には元、バーディ、アドン、サガットと中には「ストリートファイターZERO」シリーズで活躍中のキャラも(サガットは他にも出てるけど)。
ただ全然別人。バーディは白人だし、サガットは胴長短足。

なんか悪いところばっかり書いてるな。
でも、いいとこもあるよ。音がイイ。CD-ROMだから。そう、このゲームはPCエンジンCD-ROMROMの第1弾ソフトなんだよ。それはともかく、CDだから音が綺麗なのよ。アーケードのアレンジが施してあって、かっこいい。
音楽CDとしても聴けますよ(但し2トラック目はゲームのデータが入ってて、場合によってはCDプレーヤーが故障することがあるらしいので注意!)。

トラック

1
注意アナウンス

2
ゲームのデータ(絶対に再生しないこと!)

3
コースセレクト

4
VS

5
烈ステージ

6
激ステージ

7
ジョーステージ

8
マイクステージ

9
李ステージ

10
元ステージ

11
バーディステージ

12
イーグルステージ

13
アドンステージ

14
サガットステージ

15
勝利デモ

16
乱入

17
瓦割り・煉瓦割りボーナスステージ

18
板割りボーナスステージ

19
エンディングメッセージ

20
エンディングデモ

21
ネームエントリー

22
ランクイン

23
コンティニュー

24
スタッフロール

25
余韻?


登場人物

隆(りゅう)
本ゲーム主人公。最強の格闘家を目指すために闘い続ける日本人。
赤い靴を履いている彼を見ることが出来るのはこのゲームだけ。
波動拳などの技は師匠の剛拳(ごうけん)から教わったもの。

拳(けん)
2P側専用キャラクター。金髪だが生粋の日本人。
隆とは同門で、同じ技が使える。ゲーム上の性能も全く同じ。


CPU専用キャラクター
烈(れつ)
日本代表。少林寺拳法師範だったが、私闘を繰り返していたために破門された拳法家。ジャンプキックがメイン攻撃。

激(げき)
日本代表。忍者の子孫で、世界に忍者の強さを知らしめるためにストリートファイトを続ける。腕にしている爪と手裏剣で攻撃してくる。

ジョー
アメリカ代表。マーシャルアーツ界の裏チャンピオン。ローリングソバットなどが得意技。
跳びはねながら近付き、連続で攻撃してくる。

マイク
アメリカ代表。試合中に相手を殺してしまい、ボクシング界から去った元ボクサー。
とにかく一発のパンチが重く、3発喰らうとKOになってしまうほど。

李(りー)
中国代表。中国拳法の達人。真の格闘家と認めた者に対してのみ試合に応じる。
太っているように見えるが、スピードはかなりのもの。

元(げん)
中国代表。中国拳法を独自に発展させた暗殺拳の使い手。
「ストリートファイターII」の春麗の父親と関連があるらしいが、詳細は明らかにされていない。

バーディ
イギリス代表。ボクシングやプロレスなどに精通、あまりの強さに対戦相手がいなくなってしまった酒場の用心棒。
あれ?じゃあマイクとバーディ闘わせたらどうなるの?

イーグル
イギリス代表。成金貴族に用心棒として雇われている鉄棒使い。
相手を死に至らしめる程の冷酷さを持っている。2つの鉄棒を持って回るスピンアタックが得意技。

アドン
タイ代表。ムエタイの使い手で、サガットの弟子。身のこなしが速い。
空中で回転してキックを出す技は、後に「ZERO」シリーズでジャガーキックと呼ばれる。

サガット
タイ代表。ムエタイの闇の帝王と呼ばれている。タイガーショットは超強力で2発で相手をKOする。


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