パックマン
ファミリーコンピュータ
1984年11月2日発売 4500円(税別)
ナムコ

アーケードからの移植作品

1〜2人プレイ


友達から譲ってもらったパックマン。今でも大切に持ってます。このパックマンをジャンルで表すとすれば、簡単に言えばアクションなんだけど、細かく言うとドットイートというジャンルの数少ないゲームの一つ。セガからヘッドオンというゲームが同じくドットイートタイプのゲームとしてアーケードで登場したらしいが、こちらは残念ながらお目にかかったことはない。まあそれはいいけど、当時は斬新なアイデアだと思う。
4匹のモンスターから逃げつつ、全てのエサ(ドット)を食べればステージクリア。途中、パワーエサというひとまわり大きいエサを食べると4匹のモンスターが一定時間怯えだし、そのモンスターを食べると高得点が得られる。これだけ。これだけなんだけど面白い。敵の動きを「こうやれば逃げられるだろう」とか「こうすればやられる前にパワーエサが取れる」などと先読みして実行に移した時の緊張感がコミカルな雰囲気のこのゲームにあったりするわけだ。最初はそんなことをこれっぽっちも思ったことはないけど、何度もプレイするうちにやがて今のように思うようになった。ゲームの楽しさって、やっぱり何度もやることで解るんだろうなと改めて実感するゲームだと思う。
で、腕前はどうなのかと言うと、2回ぐらいパックマンと敵キャラのデモが見られるくらい。敵のスピードの速さから逃れられなくなりますな。絶対に逃げられなくなる状態に陥った時はかなり嫌な感じだけど、まあこれがパックマンだから仕方ないね。


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