ストリートファイターII ザ・ワールド・ウォーリアー
スーパーファミコン
1992年6月10日発売 9800円(税別)
カプコン

アーケードからの移植作品

1〜2人プレイ


 ゲームセンターなんて全然いかない小1の頃、お父さんが買ってきたんだけど、その理由を聞いたら、「ゲーム雑誌にいろいろ書いてあったから」それだけで買ってきた父は素晴らしい。僕は、「ファイナルファイト(1989 カプコン 横スクロールタイプの格闘ゲーム)と一緒じゃないの?」今思えば僕はなんて奴なんだと思う。早速プレイ。プレイヤーセレクト画面でキャラを選択。「なんじゃ、こいつらは・・・」そう思うのも無理はない。火の玉みたいなものを打つ男が2人、歌舞伎のようなメイクをした相撲取り、逆さまで回転キックをする中国娘、体の色が緑色の野生児、パンツ一丁で回転するプロレスラー、髪の毛の逆立った軍人、手足がのびるインド人・・・
 こいつらは何者だ?と思ったがとりあえず一番まともそうなリュウでプレイ。いきなりブランカに叩きのめされるが、これは面白い!と思った。そして「バーサスバトル」モードで練習を始める。
いろいろやってみると、いきなりしゃがみ弱キック連打で相手をハメれることを発見してしまう。このとき僕は、これをメインに闘っていこうと考え出した(卑怯なヤツと思わないように)。友達と遊ぶときもバシッ、バシッ、バシッ、ぴよぴよ、バシッ、バシッ、バシッ、バシッ・・・この闘い方で調子にのっていたが、しかし、この闘い方をマスターする奴が続出。しゃがみ弱キック合戦になっていたこともしばしあった。
とうとう波動拳をマスターする。対戦ばかりやっていたので、必殺技なんてもんは全然知らない友達は「なんだこれ!」とひたすらビックリしていたのをおぼえている。
昇龍拳、竜巻旋風脚もマスターし、友達に負けなくなり、「オレより強い奴に会いにいく!」と、完全に心がリュウになった一週間後、当時小6のN君にボコボコにされる。
ゲーセンにも行きだす。そして餓狼伝説にハマる。

こんな長い時間ハマったのは当時は初めてだったと思う。今出ている格闘ゲームの先祖はこれだということを忘れんとってちょうだい。

好きな曲:ベガステージの曲


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